店舗視察

本日は、先日弊社で建設した「県産木材を利用した福祉施設」について、岩手県や北上市の方々に視察を頂きました。 当該施設は、県産木材の普及につなげようと、地域の業者とのつながりを活かしながら、構造材に１００％県産材を利用し、そのほかにもフローリングや羽柄材など至る所に利用をさせて頂きました。

今後住宅着工棟数が減少することが予想され、伐採した木材の出口確保は、林業界にとって大きな課題の一つとなります。

以前から、住宅以外で利用できないか、新たなサプライチェーンは構築できないかなど様々考えておりましたが、今回の店舗建設をきっかけに新たな取り組みができればと考えています。

そうした意味で、民間企業でできることは限られていることから、産学官で連携しながら新たな木材の価値を見つけ、地産地消で回すことができればうれしいです。

今回は花巻振興局のご担当のご厚意でこのような機会を設けて頂きました。

皆さんと今後につながる話もたくさんできとてもうれしく思います。 県産材利用について、補助金活用にはまだまだ制約が多いのも実情でありますが、こうした小さい取り組みの積み重ねが大事と思いますので、これをきっかけに様々制度の見直しも検討していただけるとありがたいです！

今後ともよろしくお願いします！